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中国留学|北京外国語大学中文学部

卒業生からのメッセージ



村山 由華


岩手県立不来方高校出身
2010年卒業(15期生)

自分から行動しない限り、どうしようもない4年間になります。
 
 高校生の頃、たくさんの選択肢がある中で、なぜ北京外国語大学香坂班を選んだのか、今ではあまり覚えていません。しかし、留学を決意したときの自分をほめてあげたいほど、北京での4年間は素晴らしいものになりました。

 もちろん、大学生活は楽しいことだけではありません。辛い思いや、悔しい思い、悲しい思いもあり、たくさん涙も流しました。ただ、そのような感情を日本ではなく、北京で経験できたことは、本当に良かったと思っています。家族のように寄り添ってくれる香坂班の仲間がいつも支えてくれたからです。本気でケンカをしたことも、今では笑い話です。

 留学前はあれこれ不安もありましたが、自分で思っていた以上にどうやら環境への適応力があったらしく、言葉が通じないことを除いては、生活で困った記憶がありません。

 大学卒業後に日本で1年間働いた後、北京外国語大学に3年半駐在をしましたが、北京を離れていた1年間と、駐在中の3年半の間に街は大きく発展し、非常に生活がしやすくなりました。それを考えると、留学中の北京はまだ途上国らしさを残しつつ、ごみごみした街並みと何とも言えないニオイが満ちていて、ただ生活をしているだけで日本では経験ができないような毎日を過ごしていました。
 現在は、中国とは関係がない調査研究の仕事をしていますが、大学の4年間で培った様々なことに支えられています。予定どおりに業務が進まなくても、想定外のことが起こっても、変な人に出会っても、中国で起こる突発的なことに比べたら、大したことではありません。

 業務の視察でホテルもコンビニもタクシーもない、人口2,500人程の離島(日本国内)に行ったとき、全く予定どおりにいかなくても楽しみながら対処をすることができました。

 大学の4年間は、何もしなければあっという間に過ぎ去ります。今になって、もっと各地を旅行すれば良かった、勉強をして資格を取れば良かった、もっと思いっきり遊べば良かったと思うことがあります。

 これから北京外国語大学に入学をする皆さん、在校生の皆さん、どうか悔いの残らない、輝かしい大学生活をお送りください。留学さえすれば何とかなる!というのは間違いで、自分から行動しない限り、どうしようもない4年間になります。

 つまづいたときには、香坂班の先輩たちが手を貸します。失敗を恐れずに、どんどんチャレンジをしてください。



野澤 央


北海道共和高等学校出身
2013年卒業(18期生)

香坂班でゼロからスタートした留学生活は、驚きと楽しさに満ちた日々でした。
 私が北海道の片田舎から一念発起して北京外国語大学への入学を決意した時のことを今でも鮮明に覚えています。高校の恩師から中国語を現地で学んでみないかと誘われたとき、高校生ながらにかなり悩みました。海外での生活にたくさんの不安を抱きながらもこれからの人生で自分が海外で生活する機会がこの先あるのか?などと考えました。中国という大きな国で語学や文化を吸収すること、中国語を使えるようになって広い視野で物事を見る能力を得られることはこの先自分の人生で必ず役に立つはずだと思い、北京留学への決意を両親に話しました。

 そうして香坂班でゼロからスタートした留学生活は驚きと楽しさに満ちた日々でした。友人たちと食堂でメニューが読めずに覚えたばかりの「コレ」という中国語で頼んだ食べ物がグリーンピースしか乗っていない丼が出てきて笑ったり、相互間学習で相手の中国人に仲良くなりたいのに言葉がうまく伝わらずに悔しがったりと北外でしか経験することのできないこの学習が日本に帰ってきてすごく恵まれたものだったとしみじみ思います。  
 語学だけでなく日本以外にもあらゆる国の人たちが集まる北外では他国文化を知ることができるのも魅力の一つであり、価値観や習慣の違いを受け入れ、そのうえで自分の意志や想いを相手に伝えていくことが人としての成長を感じることが出来てとても充実していました。

 そして自分が田舎出身と何も中国語を知らない状態で来たことへの劣等感が最初こそあったが香坂班での交流を通じてここへ留学に来たことへの誇りと逆に何も知らない状態で吸収していく勉学の良さへと自信に変えてくれた先輩方や友達、関係者各位などいろんな人たちから教わったこの班は私にとってとてもかけがえのない場所です。

最後に皆様へ4年間という短い期間の中で学ぶことはすべて自分の人生で必ず役に立ち、そして文字通り一生の宝物となります。困難も出てくるかとは思いますがどうか心の底から楽しく学び、遊び充実した留学生活を送ってみませんか。



新道 義也


埼玉県立南稜高等学校出身
2015年卒(20期生)

北京で留学生活を送ったことで、多くの中国人と知り合い、卒業後も中国との関係は非常に大切なものとなっています。
 初めまして。北京外国語大学卒業生の新道義也です。

 北京外国語大学での4年間の留学生活では日本の大学では経験できない多くの貴重な経験ができます。私も今思い返すと、大学での4年間が今にいかされていると痛感します。これからこのパンフレットを見て留学を考えている皆さんにとって4年間は長いと感じる方もいると思いますが、4年間はあっという間です。あえて厳しいことを言うと、何もしなければ、日本の大学と同様、普通に卒業して、普通に就職することになります。つまり、4年間の時間を生かすも殺すもすべて自分次第です。やる気をもって勉強すれば中国語はすぐに身につき、それを使っていろいろな国の友達を作ったり、旅行をしたりして自分の見識を広げることもできます。

 私の場合は、長期休暇のときに中国人の友人の家に遊びに行き、中国語漬けの生活をしました。中国語はまだ満足がいくものではなかったですが、中国の文化に触れながら中国語だけでなく「中国」を体験できたと自負しております。
 こうした経験を通じて大学での勉強のモチベーションの維持もできたと思います。

 中国語をゼロから始める方は不安が多いかもしれませんが、安心してください。駐在員の方や大学の先生も私たちの勉強を全力でサポートしてくれますし、語学パートナーを紹介してくれたりもします。一人で勉強するのもいいですが、友達と相互学習をするほうが断然力が付きます。教科書を使った「座学」だけでなく、北京の街に出かけてのフィールドワークもでき、かけがえのない思い出となります。私も北京で留学生活を送ったことで、多くの中国人と知り合い、卒業後も中国との関係は非常に大切なものとなっています。

 私も留学を決める際はいろいろ不安がありましたが、それを乗り越え、留学を決め、北京外国語大学で一生懸命勉強したことで貴重な経験をすることができました。皆さんもぜひ一歩踏み出して北京外国語大学で勉強してみてください!!



中村 倫太郎


私立盈進高等学校出身
2018卒業(23期生)

「日本にいないからこそわかる日本」を感じられることはとても貴重な経験になります。
 北京での4年間は本当にあっという間でした。

 四年前、初めて北京に来た日がとても懐かしいです。今では高校三年生のときに北京外国語大学に留学することを選んだ自分にとても感謝しています。

 この4年間で私は大きく成長できたと思います。何事にも自分に自信を持てるようになりました、そして北京という大都市もまたこの4年間でさらに大きく変化しました。

 ここ香坂班の魅力は沢山ありますが、例をあげると、中国語が本当にゼロからでも受け入れてもらえ、常駐されている駐在員の方がいることだと思います。私自身北京留学するまで中国語は何一つ知りませんでした。なんとなく北京という都市に魅力を感じ留学を決意した私が卒業式のときには香坂順一賞を受賞することができました。

 ここは自分の行動次第でプラスにもマイナスにも働く環境です。北京に留学したからといって中国語が喋れるようになると思っている方もいると思いますが、決してそんなことはありません。
環境に依存することなく、本当に強い意志を持って勉学に励むことができる人でなければ身につけることはできません。

 しかしそういう人にとってはこれ以上ない環境がここにはあります。そしてここで学べることは中国語だけではありません。異国で4年間生活するということはそれだけでも価値のあることです。もちろん沢山の外国の留学生と友達に流ことができる、新しい文化に触れられることも確かに大きな魅力ですが、「日本にいないからこそわかる日本」を感じられることはとても貴重な経験になります。

 10人いれば10人の、100人いれば100人の留学があっていいと思うし、それがあるべき姿だと思います。今留学を考えている皆さん、北京、そして中国という最高のフィールドで自分自身に挑戦してみませんか? 目の前に広がる景色が、そして自らの少しの努力、勇気を持てば大きく羽ばたけます!



倉持 輝久


埼玉県立鷲宮高等学校出身
2011年卒(16期生)

北京で培ったコミュニケーション能力とバナナ一本から始まった交渉力が役立っています
香坂班の皆様へ

私は2007年から2011年まで北京外大に在学していました。当時を振り返ると沢山の思い出が懐かしく蘇ります。今はもう笑い話ですが、まだ来て間もない頃その日覚えた表現をすぐに使いたくて、教室を出た足で路地裏のフルーツ屋に飛んでいき、おじさんにバナナ1本まけろと値引き交渉して嫌々まけてもらった記憶がありますゼロからのスタートだったので、最初の半年は本当に苦労の連続でしたが、通じることがとにかく嬉しくてどんどんのめり込んでいきました。

中国語や中国文化を学ぶにはもちろん、
「小さな国連」と言われるほど世界各国から多様な人種が集い、共に学び、共に競い、共に夢を語り合う、そんな北外の環境は、生の海外に触れられる最良の環境だと思います。特に印象に残って いるのは、センシティブな話題ではありま すが、イスラム教徒、キリスト教徒、仏教徒の友達とそれぞれ宗教について語り合ったことで、

彼らと深く繋がるにはその後ろにあるバックボーンを理解する必要があることを痛感しました。羊肉串と燕京ビールを片手に飲み明かした夜はいい思い出です。

また、北外の4年間で苦楽を共にした香坂の同窓は言わば戦友で、私にとってかけがえのない一生の友になりました。中国や海外の友達との関係も今もずっと続いています。

現在は、日系化学品専門商社の駐在員として上海で働いていますが、北外で培ったミュニケーション能力とバナナ1本から始まった交渉力が役立っています。これからも、微力ながら、草の根日中友好と日本と世界の友好の架け橋となれればと思います。

最後になりますが、皆さんもよく学び、よく遊び、ぜひぜひ素敵な大学生活を送ってください。



染谷 泰輔


千葉県立松戸国際高等学校出身
2012年卒(17期生)

勇気を持って「一歩踏み出した」その先に…
北京外国語大学での4年間を今でも時々振り返ったり、当時のクラスメイトと話したりする度に、「本当に香坂班に入って良かった。あの時、海外に飛び込んでみて良かった」と強く思います。高校の頃まで中国語を学んだことも無かったですし、「なぜ海外に?」と聞かれたら、当時ははっきりと答えることはできなかったと思いますが、それは自分を変えたいとと思っていた時に「北京の4年間が君を変える」という香坂班の謳い文句にとても惹かれたからでした。

とは言え、当時は「ニーハオ」くらいしか中国語が喋れず、海外で長い時間生活したことなんて無かった自分ですので、北京に4年間行く、という決断はとても悩みました。悩んで悩んで、でも勇気を持って「1歩」を踏み出してみました。

4年間の紆余曲折を経て、香坂班を卒業し、そして社会人として数年の時を過ごしている今、あの1歩を踏み出して、本当に良かったと思っています。切磋琢磨し合って、時には喧嘩もしたけれど、本当に家族のように大切な人たちと出会えてよかった。
何かに一生懸命になる、目標を成し遂げる、そういう経験ができてよかった。異国で時には笑いながら、泣きながら、落ち込みながら。香坂班で学んだことは、自分を一回りも二回りも成長させてくれたと思っています。

仕事では、様々な国や地域の人と一緒にビジネスをする機会が多くあり、勿論大学で学んだ中国語を使用する機会も多いです。たとえ中国語は使わないとしても、自分の行動に責任を持つ、主体性を持つ、といった基本的な姿勢は、自分が改めて大学の時に学べたことだと思っています。「あの時、1歩踏み出した勇気と、その選択に責任を持って過ごした4年間は間違いじゃなかった」そんな時、しみじみと感じます。

異国で4年間生活するということは、語学のみならず様々なメリットがあります。変わりたいという気持ちがあれば、香坂班は大きく変えるチャンスを提供してくれると思います。ぜひ皆さんも、勇気を持って1歩踏み出してください。



星野 太郎


私立順天高等学校出身
2015年卒(20期生)

充実した学生生活のために
香坂班の皆さん充実した留学生活を過ごされているでしょうか?私は2年前に北外を卒業しましたが、今でも北京で過ごした日々を思い出すと懐かしくなり、年に何回か北京に遊びに行っています。自分が学生だった時を振り返ると中国にいるからこその悩みがあったことを思い出します。皆さんも悩みがあることと思います。そこで、少しでも皆さんの悩みが解決出来ればと、私の大学時代の経験を書きたいと思います。

 まず、私が大学に来て困ったのは中国人との交流でした。自分の中国語に自信が無いために、恥やプライドが邪魔をして、中国人に話しかけることが出来なかったのです。そのため、大学1・2年の時は日本人ばかりとつるんで、せっかく中国にいるにも関わらず中国人の友達がほとんどいない状態でした。この問題は、大学2年の後期にHSK6級に合格したことで解決しました。まだ中国語での会話が下手だったのですが、中国語の資格試験に合格したというだけで自信になり、積極的に中国人に話しかけることが出来るようになりました。皆さんの中で中国人との交流に悩んでいる方は、中国語の資格試験に合格することをお勧めします。合格すれば、実際に会話出来る実力が無くても、会話しようという気持ちを得ることが出来ます。

 留学している日本人にとって最も心配なことの一つは就職活動でしょう。日本の大
学生と比べて圧倒的に情報量が少ないからです。

私は公務員試験を受けようと思っていたのですが、周りに同じように目指している人や合格した先輩がいなかったので非常に心細かったです。公務員試験を受けることは大学1年の時から漠然と考えており、大学2年の後期に受けようと決め、3年になる前の冬休みに予備校へ行き通信教育の教材を購入し、3年の前期から勉強を始めました。幸い大学3年の6月ごろに新しい図書館ができたため、たまにサボったりしながらも集中して勉強することが出来ました。3年の後期になると民間企業にエントリーする同級生が動き始め、4年の前期にもなると何人かは内定をもらっていました。自分だけが取り残されている気がして焦ったことを覚えています。しかし、早く準備を始めたという自信があったため最後まで頑張ることができ、無事に試験に合格できました。この経験から自分の就職に不安を抱えている皆さんに伝えたいのは、なるべく早くから自分の将来を考えそれに向けて努力してほしいということです。

 最後に、大学4年間は長く時間に余裕があり、何でも自分で決められるため、ややもすると漫然と過ごしてしまいます。限られた学生時代を悔いのないものにするため、勉強や遊びに全力で取り組み、皆さんが卒業する時に充実した4年間だったと思えることを願っています。



鈴木 由紀乃


私立北星学園大学付属高等学校出身
2017年卒(22期生)

北京で暮らしてみて北京のことを好きになり、日本を客観的にみることにより、もっともっと日本のことも好きになりました
北京外国語大学での4年間を今でも時々私は高校時代に特にやりたいことを見つけられず、進路について悩んでいましたが、「中国語が話せるようになる」と記載されている北京外国語大学入学案内を見て興味を持ち、北京外国語大学への進学を決めました。

それまでは特に中国に興味があった訳ではなく、文化や歴史についてなにも知らなかったので戸惑うことばかりでしたが、日本語のできる香坂班の先輩や学生指導員の松田さんのおかげで、不便を感じずに北京での生活を始めることが出来ました。

北京外国語大学は様々な国からの学生を受け入れているので、日本では出会うことのない国の人たちと友達になり、一緒に勉強したり、ご飯を作ったり等、自然な形での異文化交流ができました。
家族と初めて離れて暮らし、自分自身とても成長できたと思います。また今の時代はSNSなどで簡単に外国と連絡をとりあえるので、日本の友達や家族とも不便なく連絡を取り合うことができました。北京外国語大学に通ったことで国籍を問わずに一生の友達に出会うことができました。これから働いて、時間を見つけて様々な国の友達に会いに行くことが今の私の楽しみです。

一月に卒業して今思うことは、北京で暮らしてみて北京のことを好きになり、日本を客観的にみることにより、もっともっと日本のことも好きになりました。自分の将来を考える上でとても貴重な四年間でした。
ですので、多くの方々にこのプログラムを活用して、北京外国語大学に留学して頂きたいと思います。


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