三年間の留学生活を振り返って、短期留学ではなく、四年間中国の大学に通うことを選択して、正解だったと思います。
私は小さい頃から英語を学び始め、英会話の練習をする機会が比較的多かったにも関わらず、高校三年生の時点で、英語が得意とは言えませんでした。話すのが恥ずかしく、会話の練習がほとんどできなかったのが原因です。私は言語を学ぶ上で、読み書きが出来るようになるというのもとても重要ですが、会話力の方がより重要だと思います。会話ができなければ、スムーズなコミュニケーションが難しくなり、学んできた言語が役に立ちません。
今はこのように考えられるようになりましたが、私は元々自分から話すのが恥ずかしいと思ってしまう方だったので、それを克服するのに、実際に中国に行って学んだというのがとても良かったと思います。普通に生活をしている中で、毎日必ず中国語が必要な状況になると、自然と話すことが怖くなくなっていきます。また、中国の方はとても外国人に積極的に話しかけてくれるので、それも言語を学ぶ上でいい環境にしてくれています。 |
私が短期留学ではなく、本科生として四年間中国で中国語を学ぶ方がいいと思う理由は、中国にいる時間が長い分、中国で様々なことを学べる機会がより増えるからです。語学力以外の知識も習得できることは、留学の大きな魅力です。より多くの国際的な文化交流から様々な国の価値観や文化を知ることで視野が広がります。そして、日本のことがもっと良くわかるようになります。私は視野が広くなって、自分の考えも深まり、人としても成長できたと思います。
私は中国で香坂班紹介のインターンシップに参加する機会があり、日本でのインターンシップとは異なる経験を積めたと思います。実際に日中の間に入って仕事をする現場をみて、この先の自分の将来を考えていく上で、とても重要な材料になりました。
最後に、大学には様々な国の留学生がいるので、交流できるのは中国人だけではありません。中国以外の国も気になっている方がいたら、中国だけでなく、他にももっと多くのことが学べる環境です。
日本の大学に行かなかったことを、後悔はしないと思います。 |